本日は、「教育CSRフォーラム」に参加するため、パナソニックセンター東京に行ってきました。この「教育CSRフォーラム」は、経済産業省さんが主催するフォーラムです。
「“教育CSR”って何?」と思われた方も多いと思います。“CSR”とは、正式には「企業の社会的責任」(Corporate Social Responsibility)と言います。持続可能な社会を目指すためには、行政、民間、非営利団体のみならず、企業も経済だけでなく社会や環境などの要素にも責任を持つべきであるという考え方です。環境分野でのCSRは、近年、よくメディアでも取り上げられるようになったのでご存じの方も多いと思います。「教育CSR」とは、読んで字のごとく教育分野におけるCSRです。具体的には、学校と企業が共に力を合わせて、正課内・課外問わず授業などを行い、子ども達の支援を行うものです。キャリア教育の分野では様々な成果を生み出しています。近年、経済産業省さんが力を入れており、「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」、「理科実験教室プロジェクト」などを推進されています。
非常に充実したフォーラムで「教育CSR」に対する企業側の視点と学校側の視点がとてもよくわかりました。企業と学校が連携していくには、その二者の橋渡しをする「教育コーディネーター」という存在が必要な理由もよく理解できました。全国で実施されている具体的な事例もとてもユニークなものが多く、今後のプログラムづくりで大変役立つ内容でした。まだはじまったばかりなので、様々に課題は山積していましたが、今後、大きく開花していく分野だと思います。
夢職人は、社会教育という学校教育ではない分野ですが、今日いただいたたくさんおヒントをもとに企業と連携し、子どもたちにとってより良い活動を行うことができればと思います。
(代表 岩切)
NPO法人夢職人のホームページ
ネイチャーキッズ
Eduwell Journal
Table for Kids
カケハシ電気