

本日は、6月「あそびの達人」(エキスパートコース)では、「サレジオ高専に行ってみよう! チャレンジ科学教室 〜電気と磁石で試して実験!」を実施しました。夢職人でもこれまで電気や磁石を使った実験企画を行ったことはありましたが、本格的にそれを教えていらっしゃる高専の先生と生徒さんが中心となって今回の企画を行ってくれました。


「今日は電気の存在を感じてほしいです。」と、はじめの実験がなんと雷を発生させること!高専生の方が装置の準備をしている間、子ども達も夢職人のスタッフも興味津々!そして実験開始!なんと本当に稲光が装置に発生し、みんな驚きでいっぱいでした。でもでもまだまだそれは序の口。なんともっとすごい電気を発生させる巨大な機械があり、全員でそれを体験。耳を塞がないと耳が痛くなるよって言われ、みんなで恐る恐る耳を塞ぐと実験開始。「バーン!」とにかくすごい音がなって、みんなかなりびっくりしていました。


電気の存在を直に感じたら、今度は自分たちで電気を使った工作を開始します。用意された材料は、LEDと抵抗と基板。道具ははんだごて。今まで夢職人の科学では使ったことがないものばかりです。それらを使って、自分たちで光る回路を作り上げます。当然はんだを使ったことなんてほとんどありません。子どもたちもワクワクしながらもちょっと不安そうでした。


しかしそこはさすがは高専生!ひとりひとりの子どもに丁寧にはんだごての使い方を教えてくれ、子どもたちも徐々にはんだごてをうまく使えるようになっていました。そしてできた回路に電池をつなぐと、みごとLEDが光りました!早くできた子たちは別の抵抗を使って光の強さを比較したりもしていました。


いったん休憩ということでお昼ごはんを食べて次にやった実験は電磁石を作ることでした。プラスチックカップに銅線を巻き付けていくのですがこれが意外と難しい。独自の巻き方を編みだしたり、3人で協力して巻いたりしてなんとか巻きつけていました。


その後、ちょっと実験もひと休みということで、サレジオ高専の「夢工房」というところを案内してもらいました。そこは、高専生が自由に使っていいという工作室。でもただの工作室じゃありません。電気自動車が何台もあったり、ロボットがあったり、いろいろな専門の道具や材料があったりと、ただそこに入るだけで子どももスタッフも大はしゃぎしていました。


見学も終わり、いよいよ最終実験。なんとコンセントを使わず音楽プレーヤーの電波でLEDを光らせるというものを作ります。回路もとても複雑でしたが、先生や高専生に教わりながら一生懸命はんだ付けをしていきます。はんだ付けはもうお手の物。完璧にはんだをつけていました。でも配線が難しく、途中配線を間違えたりもしていましたが、諦めることなく集中して回路を作っていきました。そして、すべての回路を完成させたら、スマホの音楽を再生。すると、音楽に合わせてLEDが点滅!!


本当にコンセントがないのにLEDが光ることにびっくりです!子どもたちも何度も音を再生してLEDを光らせていました。今回、この企画を行うにあたって、段取りや教材などを準備して下さった、サレジオ高専の先生、生徒のみなさま、本当にありがとうございました。次回はいよいよ夏キャンプです!次の活動でもみんなと遊べるのを楽しみにしてるね!
(サポートスタッフ あっきー)
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