本日は、3月の木場プレーパークを実施しました。先月は、大雪のため、中止となってしまいましたが、3月はその分、雲一つない晴れ空。気温も思った以上に温かく、絶好の遊び日和でした。今月も多く子ども達や親御さんが遊びに来てくれました。朝早くから駆けつけてくれた子どももおり、夕方の片付けも最後まで一緒にしてくれました。みんなで作る楽しい遊び場にしたいと思います。
木工コーナーでは、小さい本棚を作ったり、親子で木を切ったりする姿が見られました。「これはこうやってきるんだよ」と、お父さんから教えられながら切る姿が印象的でした。子どもだけに遊びに来てくれている子には、プレーリーダーたちがやさしく道具の使い方を教えてくれます。どんなものを作るかは子ども次第です。素敵な作品を作る子もいれば、便利なミニ家具を作っていく子もおりました。
泥んこコーナーでは、大きな穴をいくつも掘って山を作っり、穴と穴同士を貫通させて水の通り道を作ったりしていました。「やった!つながったー!」とみんなで大盛り上がりでした。最終的には穴や山の周囲に道を作り、そこに協力して水を上流から流して遊びました。子ども達は、泥遊びは本当に大好きですね。泥団子が大好きな子は、ものすごい集中力で立派なものを作っていました。同じ泥遊びでも多種多様ですね。
布コーナーでは、親子でバックを作ったり、木工コーナーで作った家に布を巻きつけて、可愛らしく装飾したりしていました。「これなんだと思う?」と子どもが誇らしく見せている傍で、お母さんが優しく見守っている姿が微笑ましかったです。こちらは、乳幼児や女の子にいつも人気です。お母さん達が作るのを見よう見まねでやってみようとするのですが、なかなか上手くできない子もおり、お母さんの凄さを感じる場にもなっているようでした。(笑)
絵具コーナーでは、木に巻きつけたシーツに絵を書いたり、地面に置いた段ボールに絵具を飛ばしていました。こちらは、木場プレーパークをアートでご支援して下さっているpanpuro factory(梅村昇司さん・渡辺千春さん:デザイナー/イラストレーター)による芸術家ごっこプログラムです。飛ばした絵具がきれいな色合いになっていましたが、自分の服や紙にも絵具が飛んでいて洗濯が大変そうですが、子ども達は満面の笑みでアートを楽しんでいました。
モンキーロープコーナーでは、複雑なロープの上で、落としあいをして楽しんでいました。「男チームと女チームに分かれて、どっちが早く落とせるか競争だ」10名近くの子どもたちが一緒にロープを揺らして遊んでいました。大人が入ると、一斉に子どもたちみんなで落とそうとして、大人でも耐えるのが難しいようでした。バランス感覚を鍛えるには、もってこいです。子ども達は何度も何度も繰り返しながら上手に遊べるようになっていました。
火おこし体験コーナーでは、かまどベンチを使って、マッチを使って実際に火を使って火おこしをしていました。いつもは、公園内にあるベンチが災害時には、かまどに大変身します。あまり知られていないのですが、これは画期的な大発明です。子ども達が木場公園の職員さんの指導のもとで、火おこしにチャレンジしていました。中々マッチに火がつかず、泣き出してしまう子もいましたが、最後には何とか自分で成功させていました。
今回は、天気に恵まれ、一日を通してほのぼのとした雰囲気でした。4月12日(土)に開催する予定です。次回もみんなと一緒に遊べることを楽しみにしています。
(プレーリーダー ひらっち)
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