

本日は、2月「あそびの達人」ベーシックコース「“ゆるキャラ”を作って遊ぼう!〜絵本やマンガ で育てるキャラクター〜」を実施しました。今回は室内で行うアートプログラムとして、午前に自分だけのオリジナルのゆるキャラを作成し、午後はそれらを登場させた絵本を作りました。朝、会場に続々と「どんな絵本を作ろうかなぁ」とわくわくした様子の子どもたちが集まってきます!今回は、いつものあそびの達人とは違います!なんと、プロのイラストレーターとしてご活躍されている梅村先生・渡辺先生が外部講師としていらっしゃいました!はじめに2人の先生からキャラクターの特徴について説明がありました。


アンパンマンを例にとって、先生が「空を飛べる」や「パンでできている」といったアンパンマンというキャラクターの特徴を挙げていくと、子ども達から「水に弱い」「顔がとれる」などという 回答が。そうそう!キャラクターにはそれぞれ特徴があるということがわかったところで、これから作るゆるキャラの特徴を決めました。さぁ、いよいよお待ちかねのゆるキャラ作り開始!!


材料コーナー には紙パックやペットボトル、色紙、布、ビーズなど様々なものがあり、どの材料を使おうか迷 ってしまう子も…。 中には気に入った布やビーズを使って洋服や髪飾りにするなど、材料からイメージを膨らませてゆるキャラに活かしていた子もいました。 「ここをこうしたいんだけどどうしたらいいかな?」という相談や、「それかわいい〜」「そのアイディアいいね!」といったお互いの作品を誉めあっている声も聞こえ、和気あいあいとした雰囲気の中、お昼の時間になりました。


お昼を食べ終えたら、今度は絵本を作ります。いよいよ自分のゆるキャラが動き出すのです!!午前に決めたマイゆるキャラの特徴を絵本の中で表現していきます。午前中に作った自分のゆるキャラを絵本に登場させる他に、お友達のゆるキャラを自分の絵本に登場させる子もいました。また、絵本の表現方法は様々で、布やビーズで装飾したり、絵本の一部を切って窓にしたり、さまざまなアイディアがあり個性豊かな作品が出来上がりました。


すべての作品がそろったところで、展覧会前にみんなで机や部屋の掃除をしました。 使わなかった材料を戻したり、道具を返したり、ゴミを拾ったり。一人5個ずつゴミを拾うというノルマを余裕でクリアし、他の班のところに落ちていたゴミを拾ってくれた子もいました。みんなで協力したおかげで掃除は早く終わり、展覧会に向けて発表の準備にとりかかる子もちらほら。


人前で話すのに苦手意識を持っている子、親御さんがいらしているということで緊張している子など、作品をつくっているときとはまた違った、ピリッとした空気が流れます。 そうこうしているうちに展覧会が始まりました。各班ごとにゆるキャラの名前や特徴、絵本のあらすじなどを発表していきます。2リットルのペットボトルをつないでできた大きなゆるキャラや、きれいな布やビーズを使ったかわいいゆるキャラ、インパクトのある表紙の絵本、長編の絵本など、 同じようなものや似ているものが一つもない、オリジナルの作品をみることができました。


発表の最中は「おぉ〜」といった感嘆の声があがったり、 講師のお2人からも絶賛されたりしてちょっぴり照れくさそうにしている子もいました。全員の発表が終わったあとは、発表をみて気になった他のお友達の作品を見に行き、自分とは違うアイ ディアや工夫を目の当たりにして刺激を受けたり、保護者さんに嬉しそうに説明したりしていました。


夢中になって作品を仕上げ、少し緊張しながら発表を終え、ゆるキャラ作りの時間はあっという間に過ぎていきました。みんなで記念写真を撮って、今日の活動はおしまい。 楽しい時間だったね!また来月も一緒に遊びたいね☆次はキャンプでみんなと会えるのを楽しみにしています。
(サポートスタッフ あゆ)
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