

当日の気温は、約2℃と冷え込み、空気の冷たさが肌を突き刺すような朝でした。そんな寒さに負けず、たくさんの方が木場公園に集まり、今年最初の「木場プレーパーク」がスタートしました。日中は日差しも暖かくなり、公園内は元気にはしゃいでいる子どもたちと保護者さんで、活気に満ち溢れていました。


木工コーナーでは、木材や竹を好きな形に切って、みんな自由に思い思いの作品を作っていました。中でも木琴や羽子板など完成度の高い作品も作られ、それを子どもたちが使って楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。また、のこぎりやとんかちなどの工具を使用することも子どもたちにとっては難しいこと。木を切ったり釘を打ちつけたりすることは貴重な経験となったのではないでしょうか。


泥んこコーナーでは、穴を掘って大きな富士山を作りました。土が硬くかったため掘るのに苦戦を強いられ、子どもたちだけでなくプレーリーダーも必死になって掘っていました。大きな山には落ち葉も飾り付け、難しいトンネルも開通させ、世界でひとつだけのオシャレな富士山が完成しました。寒さなんてお構いなし。泥まみれになりながら必死になって作業して完成させた子どもたちは最高のエンジニアです。


また、この季節で毎回恒例となっている落ち葉プールも登場しました。公園内の落ち葉を必死にかき集める子どもたちの姿は、早く落ち葉いっぱいのプールを作ろうと真剣そのもの。完成したプールに入った子どもたちは歓声を上げながら落ち葉を掛け合うなど、大はしゃぎの様子でした。保護者さんも交じって入ってみると、意外と落ち葉の中が暖かく居心地がいい様子。まさに子どもから大人まで楽しめたコーナーとなりました。


ロープコーナーでは、お馴染み手作りブランコとモンキーロープで遊びました。手作りブランコでは公園にあるブランコよりもゆらゆら揺れるため、子どもたちは一味違った興奮を味わうことができるようで、楽しそうに遊んでいました。モンキーロープでは、子どもたちがロープを揺らし合ってプレーリーダーを落とすゲームが人気でした。揺れたロープの上でバランスを取るのは、大人でも大変なこと。大人も子どもも全力でやるからこそ、モンキーロープの周りにはいつもたくさんの子どもたちが集まってくるのでしょう。


絵の具コーナーでは、絵の具やクレヨンを使って巨大な布や段ボールに子どもたちが自由に思い思いの絵を描きました。毎月好評のコーナーで今回は千葉県八千代市からインターネットで検索して駆けつけた親子もいらっしゃいました。午後から始まったにも関わらず、子どもたちはとても楽しそうにたくさんの絵を完成させていきました。手や顔が絵の具やクレヨンの色で染まっているのは、子どもたちが一生懸命やった証。コーナー周辺は子どもたちが描いた芸術作品により、いつの間にか幻想的なアートの空間を作り出していました。
2014年のプレーパークもより楽しい遊びの場にしていけるようスタッフ一同頑張っていきたいと思います。今年もたくさんのご参加をお待ちしています。
(プレーリーダー キム兄)
NPO法人夢職人のホームページ
Learning Trip
Table for Kids
Eduwell Journal