本日は、当法人が運営する子どもと若者の成長を支えるアナタのためのウェブマガジン「ひみつ基地」のイベントを開催しました。本ウェブマガジンでは、教育や福祉のみならず、横断的に幅広く子どもや若者の支援に関する情報を毎月ご紹介しています。各分野の実践家が記者となり、それぞれの現場から見えるリアルな状況や専門的な知見をお伝えしています。事前の告知段階からフェイスブックで、1,200以上の「いいね!」を頂き、たくさんのお申込みがありました。
今回は、「子どもの貧困問題の解決に有効的な手法とは何か?−学校外教育バウチャーと学習・生活支援モデルで挑む!」と題して、国内の子どもの貧困問題に異なる手法で挑んでいる二人の実践者に登壇いただきました。お一人目は、京都市の山科醍醐地域で、 地域に根ざし、様々な行政機関や団体・組織と連携しながら、草の根の学習・生活支援を展開する山科醍醐こどものひろば理事長の村井琢哉氏です。お二人目は、東日本大震災の被災児童の教育機会を支え、大阪市で教育政策として開始され、革新的な学校外教育バウチャーを仕掛けるチャンス・フォー・チルドレン代表理事の今井悠介氏です。
私は、進行役のコーディネーターを務めさせていただきました。お二人から国内の「子どもの貧困」の現状とこれまでの日本で取り組んできた歴史をわかりやすくご紹介を頂き、この難題を解決する具体的な解決の手法についてそれぞれの考えなどをお伺いいたしました。今井さんは教育的な側面から、村井さんは福祉的な側面からお話をいただき、複数の視点から多面的にこの問題について学ぶことができる機会になったと思います。
お越しいただいた方々も政治家、関係省庁・都道府県・市区町村の行政担当者、幼小中高校の先生方、大学教授・研究者、高校生、大学生など多様でしたが、踏み込んだ専門的なディスカッションが出来たかと思います。会場からもいくつもご質問をいただき、時間いっぱいまで名刺交換などもさせていただきました。本会が一つ機会となっていれば幸いです。今後もウェブマガジン「ひみつ基地」でご執筆いただいている記者の皆さんをお招きしてこのような機会を設けていきたいと思います。次回をお楽しみに。
(代表理事 岩切)
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