本日は、仙台市中央市民センター・仙台市生涯学習課にお声かけをいただき、行政職員研修&ボランティアセミナーの講師、パネルディスカッション・グループワークのコーディネーターを務めて参りました。4時間をかけて、講演・パネルディスカッション・グループワークの三本立てで研修・セミナーを行いました。本行政職員研修&ボランティアセミナーは、仙台市内の社会教育関係施設の職員さんと地域で活動に取り組んでいる高校生や大学生などの若者を対象としたものです。
仙台市は、皆さんのご存知の通り、人口100万人以上の東北最大の都市であり、大学・専門学校などが多数あり、若者の集う「学都」としても知られています。2011年3月11日の東日本大震災以前より、「若者の社会参画」に関する事業に力を入れてこられました。今回は、私が高校時代にやっていたジュニアリーダーが縁となり、講師のご依頼をいただきました。
冒頭に「なぜ、今、若者の社会が重要なのか?」という表題で講演をさせていただきました。若者の就労に関するお話をさせていただき、仙台市の人口推移データなどの実態も踏まえ、若者個人として行政として「社会参画」というものがいかに大きな有益で影響のあることなのかお話しました。大きな社会環境の変化によって、「若者の社会参画」の重要性が高まってきており、しない若者とする若者の差は広がる一方でしょうし、それを実現できない自治体はこれから大きな痛手を被ることになりでしょう。
後半のパネルディスカッションでは、実際に仙台市内で活躍をされている若者の団体にお越しいただき、仙台市内の現状も踏まえて、どうすれば仙台市の若者の社会参画が加速していくのかについて議論をさせていただきました。ご協力をいただいた渡辺一馬さん(一般社団法人ワカツク代表理事)、由佐充彦さん(NPO法人ドットジェイピー東北支部代表)、ビラールニロファールさん(一般社団法人チャンス・フォー・チルドレン 仙台事務局スタッフ)には、この場を借りて心から御礼を申し上げたいと思います。会場の皆さんを巻き込んでのディスカッションは、たまたま職場体験に来ていた中学生も巻込み、高校生や教員の方々も含めて年齢や立場に関わらず議論をすることができました。
最後には、登壇者と来場者の皆さんが一緒になってグループワークを行い、今回の学びをアウトプットをしながら学びを深めました。各グループともに年齢や立場が異なる中で、一つの方向に向かって良き知恵を出しあうことができました。今回の研修・セミナーがその場限りのものにならず、一つでも多くのアクションを生み出すつながりや事業を生み出すことに繋がっていればと思います。
ご依頼をいただければ、全国へ出張して子どもや若者の活動に関する講演・研修を行なわせていただきます。ご希望の方は、当法人事務局までご連絡ください。
(代表理事 岩切)
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