

連日の厳しい暑さにも負けず7月のプレーパークを開催しました!暑さをモノともせずに遊ぶ子どもたちに触発されたのか、大人たちも無邪気に楽しむ様子が伺えました。


今回は、流しそうめんが登場!全長10mはあると思われる長い竹を使って、上の方から水の流れに乗ってそうめんが流れてきます。なかなか上手くお箸でキャッチできない分、夢中でそうめんを追い求めてしまいます。子どもたちも下流の自分の手が届く場所に陣取り、自分で一生懸命そうめんをキャッチしようと楽しんでいました。私は人生初の流しそうめんでしたが、子どもたちはこんなに早くから人生初の流しそうめんを楽しめていいな、とうらやましくなりました。私もこんなに興奮するものならもっと早くそうめんを流しておけば…!と心から思いました。


泥んこコーナーでは大きな穴を掘って、そこに向かって流れる川を作りました。子どもたちのアイディアで、水の流れを長い時間楽しめるように、大きな穴に流れ込む部分は竹を埋め込み少しずつ流れるようにしたり、一度に大量の水を流せるように、上流で水をせき止めて溜めておき、水がいっぱい溜まったら放流する、という工夫をしていました。大量の水を一気に流し込む瞬間は、子どもも大人も大盛り上がり!
そして、次の指示を出す人、穴を掘る人、川の支流を作る人、水を汲んでくる人、橋を作る人、などの協力体制が自然と生まれ、最後には一大事業を成し遂げたような達成感がありました!大人も子どもも泥んこになって、最後の片付けまで一丸となってやり遂げることができました。


木工コーナーでは「椅子をつくりたい!」という声から、椅子作りに取り組む子どもが目立ちました!はじめはどうやって作るか四苦八苦していましたが、プレーリーダーがつくった椅子の見本を参考にして、それぞれの趣向を凝らした椅子を作っていました。作りたいものにぴったりの形の木が見つからなくても、あるものを並べたり繋げたり工夫して代用したりと、想像力を膨らませてものづくりに取り組む姿が印象的でした。


布コーナーでは、木工コーナーにある竹を利用して、水鉄砲を作りました。水鉄砲づくりのコツは、竹筒を押し出す棒に巻く布の調整です。巻き方が多いと竹筒に棒が入らないし、巻き方が足りないと水が飛びません。はじめはみんな布の調整に苦戦していましたが、水が飛び出すと爽快感はやみつきに!作った後はもちろん、水鉄砲で水遊びを楽しんでいました。


今月も引き続き開催された遊び場アートでは、子ども達は思い思いの方法で好きな絵を描いていました!筆を振って絵具の水滴を飛ばしたり、手に絵の具を付けて手形をいっぱい押したりと、子ども達の独創性は正にちびっこアーティスト!大きな布と段ボールのキャンバスに、あっという間に豪快なアートを完成させていきました。


竹とんぼ作りのおじいさんも今月も来てくれました!自分で作った竹トンボに、色を付けたり絵を描いたりして、マイ竹トンボが完成!作った後は、みんな竹とんぼを遠くまで飛ばそうと一生懸命!大人も一緒になって「どうやったら遠くまで飛ばせるか?」を研究していました。遠くまで飛んだときには「お〜飛んだ!」という声が上がっていました。


来月、再来月のプレーパークは残念ながらお休みです。次回は秋の気候となりますが、今月のような暑い熱い一日となるように、私たちも遊び場づくりに励みます。次回もたくさんのご参加をお待ちしています!
(プレーリーダー あっきょ)
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