今日は、江東区立第五大島小学校が行っている土曜学習の平成18年度の最終回の日でした。
第五大島小学校の土曜学習は、昨年の6月から月に一回程度のペースで行われてきました。参加スタッフは、毎回なるべく同じ学年を担当しています。今年度、私は6年生の担当をさせていただきました。卒業を目前に控え、今日の土曜学習では、中学生へのステップとして小学6年間の学習の総まとめを行いました。国語では、文章の読み方や問題の解き方、漢字の書き取りの復習を行いました。算数では、基本的な計算問題を数多く解いていました。
プリント学習が主となるのですが、私は問題を解くのに時間がかかってしまう子の隣で、マンツーマンで問題を一緒に解きました。私は教員免許を持っているわけではないので、国語や算数を教えるプロではありません。しかし、教えることはできなくても「あきらめないでがんばってみよう!」、「この問題はさっきの問題の応用だよ。さっきの問題ができたんだから、落ち着いてやればできるよ!」と声をかけ、一緒に問題を解くことはできます。
自分の小学校時代を思い出してみると、分からない問題がたくさん載っているプリントと一人で格闘するのは、とても辛かったし、途中で投げ出していました。だけど、先生がちょっと声をかけてくれるだけで、「よし、もう少しがんばってみよう」と思い、プリントの問題に挑戦していました。
隣で励ましてくれる人がいる。
全員の前で先生に分からないことを聞くのは気が引けるけど、すぐに聞ける人が隣にいる。間違っていたら、ただマルやバツをつけられるだけじゃなくて、一緒に問題を解きなおしてくれる人がいる。
そんな環境を作ってあげることが、教員免許を持っていない人間が土曜学習に参加する意義ではないかと思います。4月から始まる新年度も土曜学習は行われる予定です。新年度もこのような気持ちを忘れずに、参加していきたいと思いました。
(チーフマネージャー 鈴木)NPO法人夢職人のホームページ
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