本日は、東京東部にあたる城東ブロック社会教育主事会の講師に足立区役所に行ってきました。テーマは、「青少年の体験活動における学び、その評価と可視化をどう試みるか」です。
体験活動の教育効果について、どのように測定を行い、可視化していくのかについてお話をいたしました。定量的か、定性的かという単調な話ではなく、本格的にその効果を検証しようと思えば、いかに組み合わせていくかがポイントとなります。短期効果だけでなく、その効果がどの程度、維持されていくものなのかも検証しようと思うと大変な作業になります。
体験活動の指導者は増えてきていても、研究者や研究事例はまだまだ少ないのが実情です。併せて、事業評価の手法などについてもご説明をいたしました。インプット、アウトプット、アウトカムをきちんと整理しなくては、いくら教育効果を可視化してもアカウンタビリティを果たせません。体験活動はあくまでも手法であり、アウトカムに併せて様々な手法やカスタマイズをしていかなければなりません。
今回は、大変貴重な機会にお声かけをいただき、厚く御礼を申し上げます。行政の社会教育の最前線で取り組まれて主事の方々と活発な議論をすることができ、私自身もとても勉強になりました。課題が多様化していく中で、行政と市民が共に公共を担っていくために、このような場が出来ると本当に良いと思います。これからも気持ちを引き締めて頑張って参ります。
(代表理事 岩切)
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