学校に向かう途中にすれ違った子どもたちも上着を着込んで、いよいよ冬本番かなと思える12月初旬。今日は、第6回土曜学習に行ってきました。以前にも担当したことのある5年生の教室に入ると、夏前に元気に泳いでいたメダカがまだ生きており、子どもたちがしっかり世話をしているんだなと少しうれしくなってしまいました。しばらくすると先生も入ってきて、子どもたちと一緒に小学校低学年の時にとった写真や文章を見て「字きれいになった」、「これ○○ちゃん」など盛り上がっていました。
今日の1時間目の国語は説明文と接続詞の学習をしました。説明文は苦手らしく「説明文はやだ」、「もっと読書しておけばよかった」などちょっと動揺していましたが、説明文は文章に答えがあるから正確に文章を読んで書き写せばいいと先生に励まされ、みんなプリントに取り組み始めていました。普通の文章問題より難しいようで、答えがわからなくて鉛筆が止まってしまう時やわからないので答えを教えてほしいと頼まれた時もありました。分からないところをマンツーマンで子どもと文章や問題を読みながら取り組んだことにより、最後には子どもたちも問題を解けるようになっていました。接続詞は日ごろみんな使っている言葉だからなのか、すらすら答えを書いて先生の所にプリントを持ってきていました。
2時間目の算数は分数の計算と図形の面積の求め方について学習しました。通分して・足し算や引き算して・求めた答えを約分してとやっている間に、子どもたちもだんだん頭が混乱してなかなか一回で正解を出せなくなってしまいました。答え合わせをしながらどこで間違えたのか見直し、もう一度間違えた箇所を直してというふうに何度も繰り返しやっていき一問ずつ着実に解いていきました。図形は最初のうちのは三角形や平行四辺形の面積の求め方をやりました。徐々に難易度が上がっていきたこ形やくさび形など大人でもすぐにイメージのわかない図形になると一筋縄にはいかないようでした。先生が配ってくれたプリントの中に解き方のヒントが書いてあったので、子どもたちもそれを見ながら問題に取り組んでいました。
学年が上がっていくにつれて勉強も難易度が上がっていき、子どもたちも徐々に問題解くのに苦心している姿が目に付くようになってきました。しかし、それと同時に子どもたちどおしで間違えた問題を協力し合って解く姿や、先に終えた子がまだ終えていない子どものフォローをする姿なども多く見られるようになってきました。そのような光景を見て、土曜学習が子どもたちの学力向上の場だけでなく、子どもたちが一緒になって問題に立ち向かっていく場でもあると感じました。また次の土曜学習でも子どもたちのあきらめずに、先生や仲間と協力してわからなかったところできなかったところをできるようになっていく姿がみたいです。
(サポートスタッフ もっさん)
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