2006年11月19日

臨時保育所を運営しました!

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本日、江東区保育問題協議会からの依頼を受け、臨時学童保育所の運営を行いました。
まず初めにこの事業について、簡単に説明をしたいと思います。
毎年この時期、江東区保育問題協議会が主催するシンポジウムが、江東区にある都立墨東養護学校で行われます。
保育関係のシンポジウムということもあり、参加者は小さなお子さんを連れた方が多く、シンポジウムに参加されている間、教室の1つを、一時的に児童をお預かりする臨時の保育所として開きます。
その運営を夢職人が行いました。
この事業も今年で3年目になります。

シンポジウムの受け付け開始に合わせて、保育所も児童の受け入れを始めました。
ほとんどの児童は保育所に来たのは初めてでしたが、中には昨年も来た子もいて、スタッフに声をかけてくれました。
教室に入った時は、緊張や保護者と離れることへの不安が、どの児童の表情にも出ていましたが、遊び始めれば笑顔にかわっていきます。
そして、遊びはすぐに始まります。
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初めて会った子同士にもかかわらず、何かゲームを始めたり、加わったりしていきます。
元気に鬼ごっこやボール遊びをする子もいれば、絵を描いたり折り紙をする子たちもいて、保育所での過ごし方は、どんどん広がっていきます。
今回は、劇団の方もいらしており、希望者を集めて人形劇を鑑賞しに行きました。
プロの技は、やはりスゴいものです。
時に笑い、時に悲しくなったり、主人公に声援を送ったりと、どの子も人形劇の世界に引き込まれていました。
人形劇に行った児童が戻って来たら、ちょうど3時、おやつタイムです。
みんなで円になって食べました。
食べおわった後の掃除は、こちらから頼まなくても、子どもたちの方から手伝いに来てくれました。
この時は、とてもうれしくなりました。
おやつの後も子どもたちの遊びは続きましたが、しばらくすると、各シンポジウムも終了し、保護者の方のお迎えが始まり、今回の保育所は閉所しました。
素敵なクリスマス・カードを作った子もいましたし、紙芝居を作った子は「お家に帰ったら、この紙芝居をパパとママに見せるんだ!」と目を輝かせて話してくれました。
中にはお迎えに来たのに、遊びに夢中で保護者を困らせている子や、一度は退所したのですが、保護者に頼んで少しの時間遊びに戻ってきた子もいました。
今日は三時間という短い時間ではありましたが、子どもたちの純粋に楽しむ姿から、大人がいつのまにか忘れてしまった、なにか大切なことを思い出させてくれたような気がします。

(プログラムコーディネーター 和田)

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posted by NPO法人夢職人 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト・サポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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