2012年5月20日、ピカピカの青空の下、「江東こどもまつり」が開催されました。夢職人は、今年も「射的屋さん」をやりました。その名も「めざせ!射的王(シャテキング)」。子どもたちが店員となって、遊びに来た子どもたちにわりばし鉄砲の作り方を教えたり、ゲームの進行をしました。
自分たちで店を出せるとあって、朝から元気いっぱいでやってきた子どもたちが全員集合すると、まずは射的ゲームのブースを運営するゲーム係とわりばし鉄砲を作る鉄砲係の2組に別れました。そして、係ごとにミーティングを行いました。さぁ!開店時間までに準備をしよう。鉄砲係は、教える役目をする自分たちが、まずはしっかりとわりばし鉄砲を作れるように、熱心に練習を行いました。わりばし鉄砲を作るにはコツがあり、それを掴めば2分もかかることなく作れちゃいます。みんな、「誰よりも早く作れるようになりたい!」と競い合いながら作り方をマスターしていきました。
作り方を学んだ後は、わりばし鉄砲を作るゾーンの準備。ブルーシートを広げて、わりばしや輪ゴムを並べて、看板を作って…お店作りって大変!やることがいっぱい!さぁ、開店まであと少し、急げ〜!
準備ができたら、夢職人のスタッフや近くにいた人に手伝ってもらって、お店の運営がしっかりと出来るかどうかのリハーサルを行いました。やってみると、意外と上手くいかないことも多くて、本番までに修正しないといけないこともわかりました。さぁ、あと30分後の開店に向けてラストスパートだ!
さて、こちらはゲーム係。お客さんがゲームを楽しんでくれるように、看板の位置や輪ゴム置き場など、子どもたちが相談して決めていきます。「どうやったら面白い射的屋になるだろうか?」「ランキングとか作ったら面白いんじゃない?」子ども達のアイデアがどんどん形となって、お店が出来上がっていきます。
できたら、自分たちの役割を確認してリハーサルをしよう。「開店までにやることはもうないかな?」「もっと工夫できることはないかな?」とあと少しの時間を有効に使えるようにスタッフと子ども達はギリギリまで準備に集中していました。
どちらの係もリハーサルも終わり、いよいよお祭りがスタートします!お客さんはまず、射的で使う自分の鉄砲を作りに、鉄砲作りのゾーンで受付をします。もちろん、そんなお客さんに対して教えるのは夢職人の子どもたち。最初は他人に対してわかりやすく説明するのが難しく、最初のうちは2、3人を相手に説明するくらいが限度でした。
でも、後半になるにつれて、徐々に説明するのにも慣れてきて、最終的には一人で5人くらい同時に説明できるようになりました。わりばし鉄砲を作った子どもの中には、よく輪ゴムが飛んだので、後でお礼を言いに来てくれた子もいました。きっと、皆の教え方が上手だったからに違いないね☆
とにかく、この日はお客さんがいっぱい!ほとんど途切れることなくお客さんが来てくれるので、子どもたちも次から次へと作り方の説明をしており、鉄砲係の子どもたちはとても大変そうでした。でも、一生懸命やったことで、終わった後は寝っ転がりながらも、充実したいい笑顔をしていました。本当にお疲れ様♪
そして、ゲーム係も負けじと頑張っていました!特製の輪ゴム鉄砲を作った子ども達が次から次へとお店にやってきます!さぁ、制限時間でどれだけ的を倒せるかな?8本以上倒すと伝説の射的王として名前を残せるぞ!お客さんは、スナイパーさながらに的を狙います!!
一方、夢職人の子どもたちは大忙し!お店を上手くまわせるように、ルールを説明したり、的を立てなおしたり、お客さん集めに精を出したり。お邪魔キャラなんておかしな仕事も!?子どもたちはいっぱい汗をかきながらも、自分たちの役割をしっかりとこなしていました!
お店を運営しているときも子どもたちから「こうした方が良くなるんじゃないかな?」「これを作ったらもっと楽しくなると思う!」など、色々なアイデアが出てきました。そんなアイデアを形にするために、店を回しながら新しいことに挑戦するという大奮闘ぶり!ゲーム係のみんなも本当にお疲れ様でした♪
今日は閉店時間が近づいてもお客さんは絶えませんでしたが、全員が前向きに取り組んだことで、最後の一人のお客さんが帰るまでしっかりとお店を運営することができました!お店に来てくれたお客さんの数は、なんと391人!みんな本当によく頑張ったね!
今度みんなに会えるのは、5月の「あそびの達人」かな?こちらも準備はちゃくちゃくと進めています。次回の活動でみんなと元気に会えることを楽しみにしてるね!
(プロジェクトメンバー ひらっち/りんりん/ちゅう)
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