楽しかったキャンプももう3日目。まだまだ遊び足りないけれど、今日で帰らなくてはいけません。朝起きると早速荷物の整理をはじめます。3日間使ったベッドの片付けや、シーツもみんなで協力しながらきれいに整理していきます。
体育館で朝のつどいをして、1日の確認をしたら、引き続き部屋の掃除をします。自分たちの部屋が掃除し終えた子たちの中には、大人のスタッフが使用した部屋まで掃除機をかけてくれる子もいました。「ぼく、掃除機をかけるのが得意なんだ〜」と誇らしげな顔つきで話す子たちの表情は頼もしいかぎり限りでした!掃除が終わったら朝ごはんです。ひと仕事したあとにみんなで食べるご飯はとってもおいしいね☆
ご飯のあとはエキスパートコースの子たちは待ちに待った釣りに出かけます!雨による増水でできるかどうか心配だった釣りも、なんとか実施することができてみんなわくわく☆施設の指導員の方から釣り竿を受け取って、使い方をレクチャーしてもらうと、みんな表情は一流釣り師そのもの!さあ、誰が一番上手に魚を釣ることができるかな?川岸に移動していよいよ釣りのスタート!でも、釣り針にエサをつけるのも一苦労。くねくねと逃げて行くミミズに四苦八苦しながら釣り針にとりつけていきます。
いざ釣り糸を川に入れてみても、なかなか魚はかかりません。早速「もう飽きた〜」と投げ出したくなってしまうこもちらほら…。でも「あっちの方が魚がいそうだよ」「草むらを狙ったら釣れるかな」などそれぞれに工夫をしながら最後まで根気強く魚がかかるのを待ちました。今回の釣りでは、増水という要因もあって残念ながら魚を釣ることはできませんでした。でも、魚の影を見つけて興奮したり、めだかをバケツで捕まえてみんなで観察したり、「初めてミミズが触れるようになった!」と自信を持つ子もいたりと、それぞれに釣りを通して楽しんでいました。
ベーシックコースの最後のプログラムはクラフトで、自分だけのバッグ作りです☆無地のバッグに、インクで絵を描いたり塗ったり、自分でステンシルを作って模様を描いたり、班のお友達を手形を交換し合ったりしていきます。ステンシルは、紙を折って切ると、開いた時に不思議な形に!「見て見て!こんな形ができたよ!」と見せ合っていました♪また、用意されている色から、パレットで自由に色を作っていて「その色どうやって作ったの?」「その色貸して〜」とやりとりがあったり「手形ちょうだい♪」と交換したりしていました。最後には、みんながみんな、違うバッグが出来上がりました!
お昼ご飯を食べ終えたら帰る準備をしていきます。班のみんなで輪になって、この3日間であったことをお互いに話し合いました。あれが楽しかった、あのときは大変だったなど、それぞれが感じたことをみんなで伝え合っていきます。中には悔しい思いをすることもあったかもしれないけれど、ここで得た経験はきっといつか役に立つはず。「またいつか絶対会おうね」と再開の約束をしている子たちもいました。きっと参加した一人ひとりにとって、思い出深いキャンプになったのではないでしょうか。
そしていよいよ3日間過ごした施設から出発です。駅までは長い道のりですが、みんな3日間の疲れをまったく見せず、楽しくおしゃべりしながら歩いていきました☆亀戸につくと最初に集合したのと同じ公園で、いよいよみんなとお別れです。キャンプの挨拶をするのもこれが最後となりました。また3日間かけて行われた「じゃんけん大会」の表彰もしました。上位3位までの子たちには特別な「じゃんけん名人」の称号が贈られ、受け取った子たちはみんな誇らしげな表情でした!
5月のフレンドシップキャンプは、今日で終わりですが、夢職人にはまた次々と活動があります!そう夢職人の魅力は知り合って仲良くなった子たちと、また会えること☆あそびの達人や夏のキャンプでもまたみんなと楽しく遊んだり、新しいチャレンジがきっとできるはず。みんな期待して待っていてね。スタッフも、またみんなに会えるのを楽しみにしているよ!!
(プロジェクトメンバー のんのん)
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