

朝起きて、眠い顔をこすりながら、体育館に集まりました。「GOキャンプ!5キャンプ!GO・5キャンプ!!」のあいさつをすると、徐々に目が覚めてきた様子です!


小学1年生〜3年生のベーシックコースは、タグラグビーの前編を体育館で行いました!タグラグビーとは、普通のラグビーと違い、体の衝突がない代わりに、体につけたタグを取ることで前進を止めるスポーツです。まず、タグラグビーのチーム発表!チーム名をメンバーで話し合った結果、「ゴールデンスクランブル」「レッサーパンダ」「チームX」とい3つの個性的なチーム名が出そろいました!


タグラグビーの練習のために簡単なゲームを行いました。しっぽ取りと氷おにを混ぜたゲームでは、「こっち!こっち!」などチームの仲間と掛け合う声や「タグ!!」の声が体育館に響く中、みんな思い切り走り回っていました。また、円になったり一列でお互いの名前を言いながらパスを回していく、パスの練習もしました!徐々にチームの団結力が強くなっていっているのが分かりました!


小学4年生〜中学3年生のエキスパートコースは、体育館で班対抗のレクリエーション大会を行いました!班ごとに並んでルール説明を聞いたらいよいよスタートです!まず最初に行ったのは、目隠ししての片足立ち!その結果はなんと全員クリア!次のゲームのじゃんけんスゴロクではみんな全力で体育館をかけまわりました。じゃんけんをして勝ったらマスを進めるというこのゲーム、みんな白熱していました!


そして、次の「あいうえお作文」は逆に頭をつかうゲームでした。ラストゲームは王様じゃんけんです!チーム対抗で行うじゃんけん+おにごっこというゲームです。誰が王様か分からない状態だったのですが、お互い探り合いながらじゃんけんをしていました!レク大会は大いに盛り上がって、小見川JAPANカップは大盛況のうちに幕を閉じました。


そして、いよいよお待ちかねのカヌーです。施設の指導員の方から、ライフジャケットやヘルメットの安全な装着方法、カヌーの乗り方の説明を聞きます。カヌーを楽しむために、みんな真剣に話を聞いていました。カヌーは2人乗りです。ベーシックコースのお友達はエキスパートコースのお姉さんやお兄さんと乗ります。重いカヌーをハーバーまで「こっち持ってるからそっち持って!」と協力しあって運びます。カヌー初体験の子も、久しぶりの子も、最初は壁にぶつかることが多く、慣れない様子でしたが、何度もぶつかっては戻ってを繰り返すうちに慣れてきました!


お昼ご飯を食べて、エネルギー補給をしたら、引き続きカヌーハーバーへ!午前中に教わった通りにどんどん自分でライフジャケットやヘルメットをつけていきます。エキスパートコースは、ベーシックコースの子のお手伝いを積極的にやってくれました。カヌーが始まると、エキスパートコースのお姉さんやお兄さんが優しく、「大丈夫?降りる?」「右側に漕いでみよう」など、声を掛けてあげる姿がありました。最後にはみんな上手に漕いで、カヌーを楽しんでいました☆


カヌーの後は、ベーシックコースはタグラグビー後編です!本番のタグラグビーの試合の前に、ミニゲームを行いました。ディフェンスから逃げつつ、パスを回してゴールを目指す練習です!「こっち!こっち!」とパスの場所を伝えたり、「もっと後ろに行って!」と、みんなで声をかけ合って、徐々に本番同様の動きに慣れていきました!さあ、本番のタグラグビーがいよいよ開幕!!3チームの総当たり戦で試合を行いました。練習とは違った緊張が走る中、どのチームも力を合わせて頑張っていました!優勝のチームではなんと4点もの点数を獲得しましたー!最後の試合では、スタッフVS子ども達!結果は…2対1の接戦で大人スタッフの勝利に終わりました。


カヌーの後、エキスパートコースではクラフトで自分だけのバッグを作りました!色とりどりの絵具やステンシル、フェルトを使って、無地のバッグに思い思いの装飾をしていきます。キャンプの思い出がいっぱい詰まった世界に一つだけのバッグになるので、みんな真剣な表情です。さらに手のひらに絵具をぬってバッグに手形をつけていきます。同じ班の子の手形に、一人ひとり名前を書いてキャンプの記念にする班もありました。まっ白だったバッグもいつのまにやら十人十色の素敵なデザインに早変わりしていきました!


夜には、みんなで夜空の下を探検するナイトハイクを行いました。ベーシックコースは、お友達やスタッフと会話を楽しみながらコース全員で歩いて行きます。歩いている途中で立ち止まって空に輝く月や星を見たり、北斗七星を探したり、カエルや虫の声だけを頼りにその姿を見つけたりしました。帰ってきた頃には、出発時の薄暗さと比べて真っ暗になっていました。


エキスパートコースは班ごとに、夜の田んぼ道をみんなで散歩しました。2日目の夜、キャンプ最後の夜です。班のお友達と会話を楽しみながら歩いて行きました。折り返し地点では、スタッフ手づくりの灯篭をもって、一班ずつ帰りました!初めて見る灯篭にみんな興味津々!普段の生活では体験することのできない、月明かりや、灯篭のロウソクの明るさ、虫の鳴き声など、都会を少し離れて風情を感じることのできたナイトハイクでした☆
就寝の時間には、昨日慣れなくて寝れなかった子も今日は疲れたようで、ぐっすり寝れました。
(プロジェクトメンバー しおりん)
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