本日は、東日本大震災の様々な復興支援に関するNPO・NGO10団体が一同に介し、これから共に活動してくれる仲間を募集する「東日本大震災ボランティア合同説明会」(参加無料・入退場自由)を東京臨海広域防災公園・防災体験学習施設「そなエリア東京」(東京都江東区)で開催いたしました。
震災発生五カ月を前にした七月下旬で、ボランティアの延べ人数は六十万人を超えましたが、同時期で累計約百二十二万人だった阪神大震災と比べても極めて少ない数となっています。阪神淡路大震災よりもかなり広域で被災している状況から考えても現在の二倍、三倍の人数がボランティアへ訪れていてもおかしくない状況です。
ボランティアをしたいと考えていても具体的にどのような種類や期間のものがあり、どのように申し込めるのかわからないという方や、すでに被災地でのボランティアに携わった経験はあるが、他にもどのような活動があるのか参考にしたいと考えている方などが、気軽に情報を得ることができる場と機会づくりとして、今回の試みを実施しました。学生さん、若手社会人、企業担当者の方、すでにお仕事を退職されている方などなど、かなり幅広い方々にご来場をいただき、大変活気のある会となりました。
今回は、これからの復興に向けた取り組みを継続的に実施する予定の下記の10団体にご出展をいただきました。RQ市民災害救援センター、NPO法人オンザロード、NPO法人キッズドア、NPO法人国際ボランティア学生協会、遠野まごころネット、NPO法人NICE、認定NPO法人難民支援協会、日本財団学生ボランティアセンター、一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター、Youth For 3.11(各団体の取り組みの詳細は、「東日本大震災ボランティア合同説明会−参加団体紹介」をご確認ください。)
「この会に参加するために昨晩、東京に出てきたんですよ!」と被災地の現場で活動する出展団体のスタッフさんもおり、各団体のブースでは熱意溢れる被災地の現状や、具体的な活動内容、参加方法などについて説明が行われておりました。参加いただいた方からは、「いろんな団体さんの話がっつり聞きたくて、3時間くらいいた(*^^)/よかった〜★改めて、東北復興に携わっていきたいと思った!」、「お陰様で実際に復興支援に行く運びとなりました!すてきな場をありがとうございました!」というご感想をいただくことができました。
ご来場いただいた方々とお話をしていると、関東近郊からお越しいただいているのかと思いきや、関西や東北からわざわざ足を運んでいただいており、とても驚きました。「昨晩の夜行バスで東京に来ました!」という学生さんもおり、大学での学生の動きを秋以降にどのようにつなげていくかについて具体的なご相談をしていたりしていました。お話をお伺いしていると8月、9月で災害ボランティアセンターが閉所となるところも多いようでした。
今回、内閣府が主催する「防災フェア2011」の一環として、「東日本大震災ボランティア合同説明会」を開催させていただきました。今回の開催に当たっては、ご出展をいただいた10団体のみなさまはもちろんのこと、今回の企画にご助言をいただいた諸先輩方、ソーシャルメディアなどで広報協力をいただいた皆様、主体的かつ活発に当日の運営をサポートしてくれた「つなプロ」の仲間や大学生のみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんの助けなくして、この会を開催することはできませんでした。この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。たくさんのご支援・ご協力を誠にありがとうございました。今回の大震災に対する取り組みを、これからも行っていくことができるように考え、行動して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
<東日本大震災に関する当団体の取り組みに関するブログ記事>
2011/03/12 「東北地方太平洋沖地震応援基金」への緊急協力活動について
2011/03/14 「東北地方太平洋沖地震応援基金」への緊急協力活動のご報告
2011/03/25 「被災地とNPOをつないで支える合同プロジェクト」への参画
2011/06/09 「福島の子どもの笑顔と元気応援プログラム『ふくしまキッズ夏季林間学校2011』」を応援いたします!
2011/07/29 「東日本大震災ボランティア合同説明会」(2011年8月21日@そなエリア東京)を開催いたします!
(代表理事 岩切)
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