本日は、現在参加させていただいている「ゴールドマン・サックス 教育社会起業家・NPO支援プログラム」の第三回目の学習会へ行って参りました。今回のは、最近、社会起業の分野でよく聞かれるようになってきた「スケールアウト」について、井上英之先生(慶応義塾大学総合政策学部専任講師・ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京代表)と井上有紀先生(慶應義塾大学SFC研究所訪問上席所員)をお迎えして学びました。
今回は、各団体で非常に重たい事前課題が用意され、その課題をクリアしていくだけでもかなり大変でした!(笑)学習会では、各団体ごとに取り組んできた事前課題を発表し、講師の先生方から具体的な事例を紹介していただきながら、コメントをいただきました。
社会的な課題の解決に向けて取り組みをしている活動であれば、必然的により早いスピードでその活動のスケールを広げていくことが求められます。しかしながら、社会的な活動の良い事例は、一カ所又は数カ所でとどまってしまい、他の地域への展開やコピーがなかなかできてこなかったのも事実です。今回、「スケールアップ」と「スケールアップ」について、学ぶことを通じて、このスケールを広げていくことために必要な過程にかなり重要な要素がたくさんあることがわかりました。事実、今回のワークでは、スケールの広げ方を学んだというよりも、自分たちの目指すものや事業の本質的な要素は何かということを突き詰めたという方が適切です。子どもの分野では、「プレーパーク」や「こどもまち」が近年、世界的にスケールアウトしていると思うので、どのように広がったことなのかさらに興味関心が高まりました。
今回の学習会を通じて、私たちの活動の意味や意義、事業で重要にすべきことについて、改めて深めることができました。このタイミングで今回の「スケールアウト」と「スケールアップ」について、学ぶことができたことは、団体にとってとても大きな糧になったと思います。みなさまからいただいたアドバイスや問いをもとにこれからが勝負です!
(代表理事 岩切)
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