今月の「あそびの達人」は、小学1年生〜小学3年生の低学年コースと小学4年生以上の高学年コースに分けて「あそびの達人」を実施しています。空は青々としてすっきりと晴れた今日は、高学年コースの日です。高学年コースでは、子どもたちのアイデアをいっぱいに詰め込んだ「お菓子の家」作りを行いました!
今回は、夢職人では久しぶりの料理のプログラムです。いつもしっかりと手洗い指導をしている夢職人ですが、インフルエンザが流行している昨今、料理プログラムであることもあり、夢職人をご支援していただいている看護師のスタッフにしっかりと手洗いを教わって、念入りにごしごしとしてからプログラムはスタートです!
怪我をしないように安全な包丁の使い方、お菓子の家を作るためのヒントや、設計図をどうやってつくっていったらいいか、など楽しく活動するために、ひとつひとつ確認していきます。
いざお菓子の家の設計図をつくり始めると、それぞれの班でいろいろ違いが見えてきます。作りたいものが違うのはもちろんですが、意見のまとまり方にもそれぞれに特色が出ていたのが面白いところでした。
ある班は乗り物の絵をでかでかと描いて、それにみんながアイデアを足していったり、ある班は使ってみたいお菓子をたくさん出し合ってつくりたいお菓子の家の想像を膨らませていきました。関わる人が変わることでアイデアの生まれ方もいろいろと異なってくるようです。それにしても、大人の想像を超えていろいろな「やってみたい」をぶつけて像を膨らませていく子どもたちにおどろくばかり!
設計図を書きあげておこづかいをもらったら、会場近くのお店での買い物に出発です。3つのお店を回りながら自分たちの班で使いたいものを吟味していきます。「さっき言ってなかったけどこれ使おうよ」「こっちの方が安くない!?」などなど、子どもたちも自分たちでする買い物にワクワクです。買い物にきて初めて出てくるアイデアもありました。さてさて、いったいどんなものが買えたかな?チョコやビスケットなどの定番お菓子はもちろん、水あめやわたぱちなど、おもしろいお菓子も沢山!!どんなお菓子の家ができあがるのでしょうか!?どの班もしっかり計算してお釣りを少なく買い物を済ませていました。うん、買い物上手☆
お昼ご飯を食べたらエプロン、三角巾、マスクを装着!!いよいよお菓子の家作りのはじまりです。笑い声に包まれながら、いろんなお菓子の家がちゃくちゃくとできていきます。大砲をたくさんつけたでーっかい戦艦のお菓子の家の中にはバスケットゴールが設置されていて、男の子班ならではの好きなものがたくさん詰め込まれたかっこいい逸品ができあがっていました。もうひとつの男の子の班は、大きな建物にバームクーヘンをまるまる傾けてのせ、大砲のようにしていました。そこには砂糖の雪を降っていて、豪快さと繊細さが組み合わさった世界を見せてくれ、その絶妙な融合具合にびっくりです!職人芸に秀でた女の子の班は、水あめにジャムを混ぜて色をつけて池を作ったり、緑色のスナック菓子を砕いて芝として庭を作っていたりアイデアがたくさん☆
ある女の子の班はウエハースをとかしたチョコでつなぎ合わせて、ログハウスを作っていました。ログハウスからはなんと、メリークリスマスと書かれたチョコの富士山が見えます。富士山には雪が積もり、冬を感じさせます。和と洋が合体した力作です。もっともボリュームのある豪快なお菓子の家を作り上げたのは女の子の班。食パンを使って巨大サイズのお家を作り上げました。庭には沢山の生クリームやカラフルなデコレーションがまんさいで雪が降る南国の世界を作っていました。
作り終わると、親御さんも交えて他の班のみんなに自分たちがつくったお菓子の家の紹介を行い、他の班のお友達の作っものももらってたべながら、世界に一つしかないお菓子の家を味わいました♪
そして、みんなが食べて終わって落ち着いたころに、本日のスペシャルゲスト、サンタさんの登場です!サンタさんがもってきてくれたお菓子をゲットするために、各班ではトランプゲームがくりひろげられました。シンプルだけれど、相手の一手を読む心理的なゲームに子どもたちは大盛り上がり♪見に来てくださった保護者のみなさんも参加し、楽しいパーティになりました☆
どの班もこだわりにあふれたお菓子の家ができ、笑顔にあふれ、まさにタイトルどおり「びっくりドッキリのこだわりスタジアム」になったんじゃないかなと思います♪みんな、来年も達人でたくさんあそぼうね☆まってるよ〜♪♪
(プロジェクトメンバー だい)
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