「下町商人スクール」7日目!いよいよ集大成の日☆昨日に引き続きの出店です。前日の問題点をそれぞれが持ち帰り、今日に臨みます。さてさて、今日はどんな駄菓子屋さんになっていくのかな!?ドキドキワクワクです。
まず驚いたこと!それは、子どもたちの集まる時間の早さです。なんと集合時間の30分以上も前から会場に集まりはじめ、「もう準備始めていいー?」と気合い十分です。彼らの瞳は本気そのものでした!!
今日もスタッフは一切手を出さず、子どもたちだけで一から準備をしていきます。会計、役割、配置についてなど、前日にあがった課題についての解決策を一つひとつ出し合いながら、作業スタートです。「これはここに置いたほうがいいかなー!?」「誰か一緒に手伝って〜!」など、テントの中では子どもたちの明るい声が飛び交っています。一人ひとりが誰に何を言われることなく自分でやることを見つけ出し、行動していく姿に胸が熱くなる想いでした。時間はかかったものの、自分たちで納得できるお店が出来上がったようです。
途中、地元のラジオ局のレインボータウンFMさんが子どもたちの商売の様子を取材しに駆けつけてくださいました。生放送ということでちょっと緊張気味でしたが、子どもたちは自分たちのお店のことを一生懸命にアピールしていました!
準備が終わりロールプレイ開始!私が客役となって店内にはいった時、前日の課題が解消されていることをいくつも発見することができました。問題だった会計のながれもスムーズです。そして何よりも、一人ひとりの表情がとても堂々としていたことがとってもよかったです。
━11時、いよいよ開店!店の前には、開店を今か今かと待つお客さんたちの姿がありました。あっというまに店内は大賑わい!たくさんの人たちが買いに来てくれました。開店一時間が経った頃、なんとスーパーボールすくいが完売という事態に!!急いで仕入れに行くほどの人気ぶりです。ひっきりなしにお客さんが来る中、子どもたちは落ち着いて接客ができていました。
午後になり、折り返し地点を過ぎた頃、店内に残る商品の量を見て、子どもたちは焦りを感じ始めます。「このままでは沢山売れ残ってしまうかもしれない…」そんな中出たアイディアが“売り子”です。ダンボールいっぱいにお菓子を詰め、ポケットにはお釣り用の小銭をつめ、いざ出発!!「おいしい駄菓子はいかがですか〜!?」と、会場内を歩いて回ります。しかし、道行く人々の目を引くものの、最初はなかなか思ったように商品が売れません。やっと一つが売れたとき、改めて商品が売れることの大切さを知ることができたように感じます。「あんたたちえらいね〜!」「がんばってね〜!」と応援の声もいただきました。
少しずつ日が傾き、いよいよ終盤戦を迎えました!!次第に宣伝をする子どもたちの声も大きくなっていきます。子どもたちは自分たちで決めた役割を全うし、それぞれがそれぞれの場所で輝いていました。急遽合体することになった2チームが、協力しあい、ひとつになっていると感じる瞬間でした。
16時を過ぎ、閉店の時間となりました。子でもたちはどんな想いでそのときを迎えたのでしょうか。外から見て分かったことはみんなの表情がとてもキラキラとしていたことです。
集合写真を撮り、片づけが終わった頃にはすっかりあたりは真っ暗に。みんな、本当によく頑張ったね!!たくさんの笑顔がみられる「不思議な1・2・3ダ〜がし屋!」だったと思います☆
さてさて!「下町商人スクール」も来週がついに最終回。ドッキドキの収支決算です。どんな結果が彼らを待っているのでしょうか!?待ち遠しい限りです!!
(プロジェクトメンバー ちーちゃん)
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