本日は、大坂からお客様がお越し下さいました。大阪を拠点に活動を展開しているNPO法人こども盆栽の代表理事である松浦真さんが夢職人を訪ねてきてくれました。NPO法人こども盆栽さんは、 ”こども”が世の中を変えていける社会を目指して、「こども×しごと」をキーワードにキャリア教育の分野で活躍をしています。具体的には、主に「こどもまち」という事業に取り組んでいます。
ドイツのミュンヘンで開催されている子どもための子どものまち「ミニ・ミュンヘン」を知っていますか?「ミニ・ミュンヘン」は7歳から15歳までの子どもだけが運営する「小さな都市」です。8月の夏休み期間3週間だけ誕生する仮設都市で、ドイツのミュンヘン市ですでに20年の歴史があります。キッザニアよりもずっと昔からある取り組みです。子どもたちが都市の市民権を得るためには、まず少しだけ仕事と学習が必要です。市民権を得た後は、自由に自分の好きな仕事を見つけて働くと、「ミミュ」というお金がもらえます。このお金で映画を見たり、食事ができます。仕事の種類は「大きな都市」と全く同じで、コックさん、タクシー運転手、花屋さん、デパートの店員、デザイナー、アナウンサー、新聞記者、教員、そして公務員や議員さん、市長さんなどたくさんの仕事あります。この「小さな都市」で子どもは時間を忘れて、「遊び」「働き」「学び」ます。楽しいから毎日来ます。子どもにとっては、遊ぶことと働くことの違いは全くありません。
日本では、千葉県佐倉市で一番はじめに「ミニさくら」実施したことが有名です。松浦さんたちは、この「こどもまち」のプログラムをパッケージ化して自分たちが行うだけでなく、日本全国津々浦々で「こどもまち」の支援をされていらっしゃいます。
今日は、松浦さんに「こどもまち」の取り組みについて、NPO法人こども盆栽で行った実際に行った事例や本場の「ミニミュンヘン」の動画などをお見せいただきながら、ご説明をいただきました。その後、これからの課題点や方向性について私と議論を交わせていただきました。松浦さんとは、以前から関わり合いがあったのですが、活動の細かい点までお伺いすることがなかったので、とても良い学びの機会をいただきました。NPO法人こども盆栽×NPO法人夢職人のコラボレーション企画も近いかも知れません!(笑)
(代表理事 岩切)
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