本日は、杉並区にある「杉並区児童青少年センター」(ゆう杉並)にお伺いをしてきました。昨年末にある調査研究の委員にお声かけをいただき、その打ち合わせのため、念願の「ゆう杉並」に来ることができました!
「ゆう杉並」と言えば、児童福祉(児童館)関連の方で知らぬ人はいないほど有名な中高生を対象とした児童館です。1997年にオープンし、これまでの視察に来た方の数は数知らず。「なぜ、そんなに有名なのか?」って、ここの建設と運営は当事者である中高生が参画して行っているからです。建設時点で「建設中高生委員会」を組織し、現在も運営を「中高生運営委員会」が行っています。部屋の使い方などもルールを自分たちで定めています。職員さんはあくまでもそのサポートを行っています。中高生が自分たちで作るたまり場です。
来館するとすでに高校生たちがバンドの練習に来ていて、入り口の受付は音楽スタジオのフロントのようになっていました。雰囲気も中高生が立ち寄りやすい雰囲気です。これまでもかなり多くの子どもや青少年に関する施設を見てきましたが、こんな施設ははじめてです。
職員さんたちと中高生が話している様子を見ていると、職員さんたちの技量の高さには驚きました。アセスメントは、児童福祉の基礎であり、かなり重要なものなのですが、このレベルがすごい。短時間しか見ていませんでしたが、もう少し勉強で見ていたかったです。あとで研修の話を少し聞かせていただきましたが、その徹底ぶりには感服いたしました。
今日は、打ち合わせの関係であまりゆっくり見てまわれなかったのですが、また、ぜひ、改めて「ゆう杉並」を時間をかけて訪れてみたいと思います。
(代表理事 岩切)
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