「下町だがしやスクール」第2回目。今日は、南砂町にあるジャスコさんで店舗販売のコツを教えてもらいました。まずは、チームごとに集まって質問内容の確認。子どもたちみんなにそれぞれ宿題として質問内容を考えてもらっていたので、どれを質問するか話し合いました。そして、話がまとまると、いざ店内へ!普段、従業員の方が通るところを通って、研修室に行きました。なんと、ジャスコさんの新人職員研修が行われる、まさにその場所で子どもたちも研修を受けました!
まずは、店長さんからの挨拶。本当にお忙しい中、わざわざお越しいただきました。続いて研修に移っていくのですが、これまたすごいことに、講師は副店長さん直々です!1時間に渡って、店を運営していく上での姿勢、どうやったらお客さんに気持ちよく買い物をしていただけるか、そして、売れる商品の陳列方法まで、本当に子どもたちにも分かりやすいようにゆっくりと丁寧に教えていただきました。子どもたちも、自分たちのお店を開くために真剣に話を聞き、大切なところはメモを取るなど、しっかりと学習をしていました。
でも話を聞いただけではイメージはつきません!ということで、次は実際の売り場でさらに具体的な陳列方法の説明をしていただきました。実際のものや陳列方法を見ることで、子どもたちの目の色が急変!みんな気づいたことや疑問に思ったこと、副店長さんが話していたことをどんどんメモしていきました。いろいろな売り場を回った後は、全体を通して副店長さんに質問です。丁寧にひとつひとつの質問にわかりやすく答えてくださいました。
店舗販売のコツを学んだら、そのコツを自分たちの店に応用です。本拠地にしている文化センターに戻ったら、今日学習した内容をチームで話し合い、大事な点をどんどんまとめていきます。やはり現場を見ると見ないとは大違い!前回まったくでなかった話題もどんどんでてきます。逆に、今まで見えてこなかった課題もどんどん出てきます。中には、課題について、役割を意識した議論が交わされることもあり、前回よりも子どもたちが役割になりきっていることが良く分かる場面がありました。
最後に、3日目にお邪魔する商店街のお店への質問をみんなで考えて今日は終わりです。今回の学習、話し合いにより、お客さんに気持ちよく買い物をしてもらう方法、具体的な商品の陳列方法を学んでいきました。また、子どもたちの仲間意識、役割意識もずいぶん高まってきました。
次回は、商店街へのインタビュー、そしていよいよお待ちかねの問屋での仕入れです。
それぞれのチームの特徴を生かした、どんな駄菓子を買うのか、子どもたちも、そしてスタッフもとても楽しみです!
(プロジェクトメンバー 秋本)
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