蔵王アドベンチャーキャンプ5日目(最終日)です!この日は、4泊5日の旅の帰路につく日です。ロッジの清掃などをしながら、キャンパーやリーダーから「今日は、最終日だね〜。」と悲しいそうな声がたびたび聞こえてきました。ロッジの整理が終わった後は、それぞれであそんだり、連絡先を交換したりしていました。非日常で育まれたものをいかに日常の成長に取り込んでいくか社会教育に関わる者としていつも考えさせられます。4泊5日の間に培った絆を確かめ合うようにTシャツや帽子にサインをし合い、これからも頑張ろうと声を掛け合いました。
帰路では、途中、上山城の見学などにも立ち寄り、上山市で最後の昼食を取りました。その後は、江東区を目指してバスで移動です。復路のバスは、疲れていてみんな寝ちゃうかな〜!と思いきやそんなことはありません!レクリエーションをしたり、4泊5日の思い出話で大いに盛り上がりました。最後まで、講師陣の年齢が気になったようで何度となくキャンパーに質問攻めにあいました。(笑)
江東区役所に到着後、最後に解散式を行いました。4泊5日の思い出に涙するキャンパーやリーダーを見ていると「このキャンプをやって良かった。本当に価値のあるキャンプだった。」と胸が熱くなりました。キャンプにおいて、どこへ行くかということも大切なことですが、何よりも重要なことは、誰と共に行くかということです。キャンパー想いのスタッフがたくさん集まり、向上心を持って4泊5日挑み続けた姿は、本当に素晴らしいものでした。楽しいことばかりでなく、時に大変なことや辛いこともあったと思います。でも、キャンパーから「○○の班で良かったよ!」と言われ、号泣しているスタッフがいました。キャンプにおける最高の評価だと思います。キャンパーにとってもスタッフにとってもこの4泊5日がこれからの歩みにおける糧となり、大きな飛躍を遂げた姿を見ることをとても楽しみにしています。
( 代表 岩切 [Jack] )