少し前の先週の金曜日に江東子育てフォーラム実行委員会さんが「子どもをめぐるトラブルと法律相談Q&A」をテーマとした勉強会を開催してくれました。
ここには、「親と先生のための 子どもをめぐるトラブルと法律Q&A」(医療と法律研究協会 著 井上清成、小嶋勇、相川泰男 監修)を執筆なさった先生方をはじめ3人の先生方がいらして様々なことを教えてくださいました。
学童クラブ関係者や保育園関係者、地域スポーツクラブの方などの方々と一緒に勉強してきました。
私達、夢職人の活動にはどうしても危険がつきものです。
野外活動やキャンプにはじまり室内のレクリエーションにしても文化・芸術活動にしてもどうしても100%安全であるということはできません。
夢職人では、設立当初から活動における安全対策については徹底をしてきました。
夢職人では企画の段階で主に3つの点について検討を行います。
その中の一つに「安全であるかどうか?予期できる危険は回避されているか?」という上位項目があります。
事前の段階でのチェックは徹底して行っています。
また、スタッフの勉強会でも安全について取り上げ学びを深め、さらにスタッフには消防庁などが主催する上級救命技能認定講習の受講を推奨してきました。
おかげさまで夢職人の活動をはじめて3年間、一度も大きな事故はありません。
常に安全への配慮を心がけ、身を引き締めて活動に取り組んでいますが今回の勉強会では本当に様々な新しいことを学ぶとても良い場になりました。
今回の勉強会での一つの大きなポイントは、「活動を行う際に予期される危険に対して対処していたかどうか?」ということだと思いました。
これはどの事例にも共通する核となるようなチェックポイントだと思います。
当たり前のことではあるのですがすべての予見できる危険性と対処法を考えることはなかなか難しい。
誤ってしまうと活動しないことが一番いいという結論にいきついてしまいそうなくらい難しいことです。
でも、子ども達に安全に楽しく活動してもらうためには同時にとても重要なこと。
今まで以上にしっかりした取り組みを行っていこうと思いました。
また、「万が一事故やトラブルが起こってしまった場合、専門家とボランティアとで問われる責任の重さは変わるのか?」ということが話しにあがりました。
みなさんは、どう思いますか?
これは全くの同等の責任が生じます。
ボランティアでも
プロかボランティアかということで責任が軽減されることや重くなることはありません。
(もちろん、活動の計画自体に無理はなかったかどうか。指導や引率について事故が起きないよう配慮されていたかどうか。行事の前に親や子供達にどんな連絡や注意をしていたのか。事故発生前の監督状況はどんなであったか等が責任の有無に関係してきます。)
ボランティアであっても子どもの安全に対する注意義務(安全配慮義務)があり、この注意義務の内容は学校の先生の場合と同じと考えられます。
これについてはとても有名な話ではありますが、意外に知られていない話でもあります。
「ボランティアは、気軽に!」という風潮もありますがそれに伴う責任が生じることは忘れてはならないことだと思います。
「ボランティアは、真剣に!」という言葉の方が正しいのかもしれません。
ボランティアにおける事故をめぐる著名な事例に「四ツ葉子ども会」事件というものがあります。
四ツ葉子ども会訴訟 : 子ども会活動で児童が水死した事故について、ボランティアの損害賠償責任が問題とされた事例
新聞などでも大きく取り上げられました。
ご関心のある方は、ぜひ調べてみてください。
これ以外にもたくさんの事例を取り上げながら勉強会はすすみました。
ボランティアでご指導いただきました弁護士の先生方、本当にありがとうございました。
また、このような機会を設けていただいた江東子育てフォーラムの実行委員会の皆様、誠にありがとうございました。
夢職人では、引き続きしっかりと安全や法律に関する勉強に取り組んでいきたいと思います!


